電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
3月11日050311_03 台湾Airoha・三峰電気 半導体集積回路 汎用リニアIC パソコン・OA機器・LAN用

デュアルバンドパワーアンプ内蔵無線LAN用IC



三峰電気(東京都港区芝、澤田義敬社長)は同社が日本代理店となっている台湾のAiroha Technology社が開発したIEEE802・11a/b/gLAN対応の無線LAN用ICチップ「AL7280」の販売をこのほど開始した。

新製品は、世界で初めてデュアルバンドパワーアンプを内蔵した。周辺部品のチップ内取り込みにより材料コストを70%減少、体積も半減する。

三峰電気では、この新製品でIEEE802・11a/g世界市場の10%のシェアを目指し2005年度に300万個、07年度には1500万個の販売を計画している。

Airoha社は、01年8月、BenQ社から分社して新竹サイエンスパークに設立された台湾の半導体メーカー。多くのベースバンドチップメーカーと提携、リファレンスデザインを進め、ベースバンド各社に採用されている。

すでに03年から他社に先駆けデュアルバンドパワーアンプ内蔵のIEEE802・11b/gを量産している。04年には、パワーアンプ内蔵の特徴を生かしたAL7230を開発、ことしから量産を開始している。

この新チップは、伝送速度が11a(54Mbps)、11g(54Mbps)や11b(11Mbps)の環境では、15dBm、17dBm、20dBmのパワー出力が可能となる。ゼロIFの機能使用によりIF部品(IFフィルターなど)が不要。

この結果、他社製品に比べ七十個に及ぶ外付け部品を減らすことができ、ボード面積も50%まで小型化が可能という。

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