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GSM方式の携帯電話用PCM音源LSIで64和音搭載型など３機種  沖電気工業はこのほど、GSM方式の携帯電話用PCM音源LSI「ML2863」「同2872」「同2865」の3機種を開発、4月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格はML2863と同2872が650円、同2865が700円。量産は6月から。 同社では、GSM携帯電話で国ごとに趣向が異なる着信メロディに合わせ、置き換えが可能な音源LSIシリーズの展開を行っており、既発売の2機種に今回の新製品を加えると5機種のラインアップとなった。 新製品は、ステレオ出力でピアノやドラムなどの楽器音を自然でリアルに再現するPCM音源方式を採用し、3.6ボルト8オームスピーカ駆動時に650ミリワット出力可能なスピーカアンプを搭載している。また、効果音や人声の再生用にPCMおよび2ビット/4ビットOkiADPCMシンセサイザと輝度調整可能なLEDドライバを内蔵、1.8ボルト低電圧CPUインターフェイスに対応している。 ML2865、同2863が64和音、同2872が32和音、同2865、同2872は高音質のwavetableを搭載している。パッケージは、世界最小の4.2×3.6ミリメートルW-CSPとQFNの2種類を用意している。 |
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