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宇宙・航空用の耐放射線特性を備えた半導体（固体）リレー4品種  米インターナショナル・レクティファイアー（ＩＲ）と日本法人・ＩＲジャパンは、宇宙・航空用の耐放射線特性を備えた半導体（固体）リレー４品種のサンプル出荷を開始した。サンプル価格は約３０万円から。 ４品種ともに、パッケージはハーメチックシール（気密封止）。用途は電源のスイッチ回路、ヒーター制御回路、電池の充電回路など、高信頼性が要求される回路向け。電気機械式リレーとの置き換えが可能。 ８ピンの表面実装パッケージを採用した「ＲＤＨＡ７１０ＳＥ１０Ａ２Ｑ」は、リレー２個を収める。出力電流は最大２０アンペア、耐圧は１００ボルト。 「ＲＤＨＡ７０１ＦＰ１０Ａ８Ｑ」と「同８Ｃ」は、６４ピン表面実装パッケージで、ＳＰＳＴ（単極双投）スイッチを８個内蔵。ノーマリ・オープン型で、各リレーの最大電流は1.5アンペア、耐圧は１００ボルト。 「ＲＤＨＡ７２０ＳＦ０６Ａ１Ｎ」は、最大電流２０アンペア、耐圧６０ボルトで、５ピンの表面実装品。 いずれの製品も、総放射線量レベルが、最大１００ｋｒａｄ（Ｓｉ）以上、ＳＥＥ（シングルイベント効果）がリニアエネルギ変換（ＬＥＴ）で３７ＭｅＶ／（ｍｇ平方センチメートル）以上まで検証されている。 なお同社は、宇宙航空製品の設計・製造拠点３カ所（米国２、デンマーク１）で、品質管理システムAS9100/ISO9001認証を取得した。 |
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