インテルの日本法人（グレッグ・ピアーソン／吉田和正共同社長）は27日、プロセッサ・コアを2個実装したデュアルコア製品の第2弾製品「ペンティアムD」による新PCプラットフォームを発表した。

デジタルホームとデジタルオフィス向けに開発されたもの。ホームユーザーは、同時に複数のデジタル・コンテンツを使った作業ができ、また、ビジネスユーザーは、PCのセキュリティやシステム管理の機能の強化に加え、PCを活用した複数ユーザーでの共同作業がスムーズにできるようになる。

新プラットフォームは、90ナノ・プロセス技術によるペンティアムDプロセッサと、サラウンド・サウンドや高品位なビデオ、強化されたグラッフィック性能などの機能を備えたチップセット「インテル945Expressチップセット」ファミリで構成。

「ペンティアムDは、メインストリーム・デスクトップPC向け。秋−年末商戦には、この新製品を搭載したPCの発売が期待される。インテルは、今後も引き続きプラットフォームレベルの性能向上、機能の強化を推進していく。」（吉田共同社長）。