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PFC（力率改善）回路用μPFCコントロールICおよび搭載評価ボード  インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン（ＩＲジャパン、江坂文秀社長）はこのほど、ＰＦＣ（力率改善）回路用のμＰＦＣコントロールＩＣ「ＩＲ１１５０」を搭載した評価ボード「IRAC1150-D2」のサンプル出荷を開始した。設計キットの形で販売する。 ＩＲ１１５０は、鉛フリー（オプション）の小型SO-8パッケージを採用。ＰＦＣコントロール回路の実装面積を従来の半分にできる。全高調波歪み率（ＴＨＤ）はわずか４％、力率ＰＦは0.999（理想値＝１）。 評価ボードの面積は、約2.9×2.9センチメートルと小さく、ＰＦＣコントロール回路が組み込まれており、設計済みの既存電源（AC-DCコンバータ）で使われている電流連続モード（ＣＣＭ）のＰＦＣ回路を、この評価ボードに置き換えて簡単に特性を評価できる。 評価キットの概要は、テスト済みのボード、ＰＦＣコントロールＩＣ「ＩＲ１１５０ＳＴＲ」５個、超高速リカバリ・ダイオード「８ＥＴＸ０６」２個、ユーザーズ・ガイド、アプリケーション・ノート、ＩＲ１１５０のデータシート、プリント回路基板のファイルで構成。 主な対象用途分野はコンピュータ、デジタル・テレビ、家電製品。 | ||||||||||||