電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
11月17日051117_01 東芝 半導体集積回路 汎用リニアIC パソコン・OA機器・LAN用

SiGeプロセス採用1.9-2.5ギガヘルツの無線機器向け送信用パワーアンプIC



東芝は、PHSや無線LANなど1.9ギガ-2.5ギガヘルツの周波数を使う無線機器向けにシリコン・ゲルマニウム(SiGe)プロセスを採用した送信用パワーアンプIC「TA4401CT」を開発、16日からサンプル出荷を開始した。サンプル価格は105円。06年2月から月50万個で量産を開始する予定。

新製品は、シリコン・ゲルマニウムプロセスを採用しているため、従来のガリウム・ひ素プロセスの3分の1のコストに抑えるとともに、高出力とガリウム・ひ素品並みの低消費電流を実現している。また、バイアス回路を内蔵しているため、電力利得の温度依存度を最小限に抑えることができるほか、製品組込み時のバイアス電圧調整が不要になるとともに、外付け部品点数も同社従来品に比べ約3割削減できる。

さらにCSP(チップサイズ・パッケージ)技術により、厚さ0.48ミリメートルと中電力無線機器のパワーアンプとしては小型化。3.0ボルトの低電圧で動作するため、バッテリ電圧が低下しても長時間駆動ができる。

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