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高速実効データ転送で待機時低消費電流を実現したUSB2.0対応ホストコントローラLSI  ＮＥＣエレクトロニクスは、実効データ転送速度で現行製品の約1.5倍となる毎秒最大３３メガバイト（２６４メガビット）の速度を実現し、待機時の消費電流が約１００マイクロアンペアの低消費電力を実現したUSB2.0対応ホストコントローラＬＳＩ「μＰＤ７２０１０２」を開発、２３日からサンプル出荷を開始した。 サンプル価格は５００円。 量産は５月を予定しており、０６年末までに月１００万個を実現する計画。 新製品は、デジタル家電やパソコン側に搭載され、プリンタなどの周辺機器との接続をＵＳＢ２・０規格準拠で実現するもので、実効速度で業界最高クラスの性能を実現した製品。 また、デジタル家電で用いる際に、周辺機器を接続していない時間や、マウスなどの低速機器を使用している時間が多いことに着目。 ＵＳＢを用いて高速機器を使用するとき以外は、電力を落とす機能を採用することで、低消費電力化を実現している。 このＬＳＩを用いると、ＭＰ３形式で圧縮された音楽５００曲分に相当する２ギガバイトのデータを、従来に比べて約３分の２の約１分で転送できる。 | ||||||||||||