電波プロダクトニュース



060628_02
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
6月28日060628_02 ザイリンクス/菱洋エレクトロ ユニット その他 デジタル情報家電用

FPGAを使用したデュアルPowerPCプロセッサに対応したT-Engineボード


 米ザイリンクスの日本法人(吉澤仁社長)と、販売代理店の菱洋エレクトロ(島田義久社長)は、世界で初めてFPGAを使用したデュアルPowerPCプロセッサに対応の「XilinxT―Engineボード」を共同開発、きょう28日から開催される「ESEC2006」に出品する。

 同社は、05年2月に「T―Engineフォーラム」に参加、FPGA(フィールドプログラマブル・ゲート・アレイ)拡張ボードをサポートするなど、活動に積極的に取り組んでいる。同フォーラムは、すべてのコンピュータシステムがネットワークで接続されるユビキタス・ネットワーク・コンピューティング環境の構築を促進するリアルタイムOSシステム開発環境として、T―Engineアーキテクチャを位置付けている。

 今回開発のボードは、PowerPC(IBM製)を2個搭載した「Virtex―4FX60」を標準装備し、T―Engine仕様に100%準拠している。

 搭載のPowerPC405RISCプロセッサは、高い周波数領域で低消費電力を可能にするリコンフィギャラブルCPUアーキテクチャを持つ。拡張ボードなしで、ソフトプロセッサMicroBlazeの追加ができる。

 インターフェイスは、EMAC(イーサネット・メディア・アクセス・コントローラーズ)を装備。また、128メガバイトのDDR・SDRAMと16メガバイトのフラッシュメモリーを標準装備している。

 8月下旬からの出荷を予定。価格は未定。

 T―Engineの組込みアプリケーションとしては、ネットワーク、デジタル家電、STB、および自動車テレマティクス分野。

| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |