電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
10月2日061002_06 ニチコン 受動部品 コンデンサ 自動車機器用

マイナス40度CのESRを半減した自動車用アルミ電解コンデンサ2シリーズ


 ニチコンは、自動車・車載機器用アルミ電解コンデンサの新シリーズを開発し、量産を開始する。

 マイナス40度Cの低ESR値の自主基準値を規定した125度C2000時間保証のチップアルミ電解コンデンサ「CJシリーズ」と、135度C対応の小型アルミ電解コンデンサ「BWシリーズ」の2シリーズ。

 CJシリーズは、ECUなどのエンジン周辺用途向けに供給。ニチコン岩手(岩手県岩手郡)で、07年1月から月産200万個で量産を開始する。BWシリーズは、車載機器向けに供給する。

 φ10以上は、ニチコン大野(福井県大野市)で、φ8以下は、ニチコン朝日(岩手県紫波郡)で量産。今月初めから、あわせて月産100万個でスタートする。

 CJシリーズは、新開発の新低蒸散性電解液と使用部材の最適化を図り、マイナス40度Cの低温時のECRを、同社従来品のUBシリーズの約半分に低減。規定値として保証した。2000時間耐久性試験後のESR(マイナス40度C100キロヘルツ)をφ8×10L品で6.0オーム(初期2.0オーム)、φ10×10L品で4.5オーム(同1.5オーム)と規定した。業界初のφ6.3×8.7L品と合わせて3品種を発表する。12月からサンプル出荷を始める。サンプル価格50円/個。

▽カテゴリ温度=-40―+125度C
▽定格電圧範囲=10―50ボルト
▽定格静電容量範囲=10―470マイクロF。

 BWシリーズは、封口ゴム材料、電極箔、電解液などを最適化、同社従来品125度C2000-1万時間のサイズ体系で135度C1000-3000時間保証を実現。

  φ8×11.5Lで135度C1千時間保障、φ10×12.5L/16L/20Lで135度C2千時間保障、φ12.5以上で135度C3千時間保障。今月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格100円(10ボルト220マイクロF)/個。

▽カテゴリ温度範囲=-55―+135度C
▽定格電圧範囲=10―100ボルト
▽定格静電容量範囲=1―4700マイクロF
▽製品寸法=φ8×11.5L―φ16×31.5L(8サイズ)。



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