電波プロダクトニュース



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2月27日070227_03 サムスン電子 半導体集積回路 メモリー パソコン・OA機器・LAN用

高速グラフィックス処理用 データ転送速度毎秒4ギガビットのGDDR4


 【ソウル支局】韓国のサムスン電子はこのほど、データ転送速度毎秒4ギガビット(2.0ギガヘルツ)のGDDR4(第4世代グラフィックス・ダブル・データ・レート・メモリー)を発表した。商用製品としては現在、世界最速とされる既存のGDDR4に比べ、データ伝送速度は66%高速化を実現した。

 GDDRは、高速グラフィックス処理用のDRAM。PCやワークステーション、ゲーム機などに使用され、映像やグラフィックデータを高速処理する。第4世代製品は前世代の約2倍の高速でデータ処理が可能だ。業界では向こう1−1年半は、GDDR4が高性能メモリー市場の需要をけん引すると予想している。

  サムスンの新GDDR4は、線幅80ナノメートルのプロセス技術を使用して生産。現在業界最速といわれる毎秒2・4ギガビットGDDR4に比べ、データレートを6割以上高速化することに成功した。

  サムスンは、容量512メガビット、データバス構成32ビット製品をGPU、ビデオカードメーカー向けに今月からサンプル出荷する計画だ。

  信号ノイズ除去には、JEDEC(米国電子工業会)認証規格を採用しており、可能な限りの高速性を維持するという。

  同社は、00年に第1世代のGDDR1を、02年に第2世代、03年に第3世代、05年に第4世代の254メガビット製品を開発。昨年7月には、世界最速、世界最大容量の512メガビットGDDR4を開発し量産を開始した。このGDDR4製品のデータ転送速度は毎秒12.8ギガバイトだった。


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