電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
5月8日070508_02 新日本無線 半導体素子 半導体センサー 移動体通信機器用

450メガヘルツ帯CDMA向けバイパス回路付き携帯電話用低雑音増幅器とGSMなど計7バンドのマルチバンド対応のアンテナスイッチ


 新日本無線はこのほど、世界の携帯電話市場に向けてデバイス2製品のサンプル出荷を開始した。2製品は、450メガヘルツ帯CDMA携帯電話用低雑音増幅器「NJG1128HB6」と、マルチモード・マルチバンド対応のグローバル携帯電話端末向けSP9Tアンテナスイッチ「NJG1653LH4」。

  「NJG1128HB6」は、450メガヘルツ帯を使用したCDMA対応携帯電話向けに開発されたバイパス回路付きの低雑音アンプGaAsMMIC。450メガヘルツ帯CDMAは、中国やロシア、インドなど主に新興市場で導入さている。

  新製品は、強電界入力時など信号を増幅不要時に増幅器を通さず、増幅器をスタンバイ状態にする「ローゲインモード」を搭載(増幅器動作時はハイゲインモード)。消費電流はローゲインモード時15マイクロA。「HJ FET」プロセスを採用し、低歪み特性を実現した。サンプル価格は50円で6月から月産30万個規模で生産を開始する。

  SP9Tアンテナスイッチ「NJG1653LH4」は、GSM4バンドとCDMA(UMTS)3バンドと、第2.5世代、第3世代の両携帯電話通信方式で使用される計7バンドに対応する。

  これにより、世界各地で携帯電話通信に使用される周波数帯域をカバー。使用地域を意識しないグローバル対応端末のアンテナスイッチを1チップで構成できる。

  パッケージは、3.8×3.0×0.9ミリと業界最小サイズを実現。歪み特性は「IIP3=デシベルメートル68」(CDMA時)と、ハイエンドなグローバル端末に要求される高い線形性を有している。サンプル価格は300円。


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