こて先の焦げ付きが少なくフラックス飛散が少ない特徴を持ち併せてハンダ合金特性も備えた高信頼性の鉛フリーやに入りハンダ

　日本スペリア社は、鉛フリーやに入りハンダの新製品「ＳＮ１００Ｃ（０３０）」を開発、６月からサンプル出荷を開始する。

　新製品は「こて先の焦げ付きが少ない」「フラックス飛散が少ない」などの特徴を持つ、まったく新しい高信頼性鉛フリーやに入りハンダ。加えて「残渣割れが少ない」「連続ハンダ付け性が良好」「溶融速度が速い」「広がり性が良好」などのフラックス特性を併せ持つ。また「引け巣・銅食われ・合金層の成長が少ない」などのハンダ合金特性も備えている。

　これらの特徴により従来品に比べて作業効率が上がり、生産性、経済性の向上にも貢献する。

　同社は新製品の発売を機に、やに入りハンダの新ブランド「ｅＣＯＲＥ（イーコア）シリーズ」のブランドマークを作成した。今後さらにラインアップを充実し、ラベル、パッケージなどに用いる。

　同製品は、３０日から東京ビッグサイトで開催される「２００７マイクロエレクトロニクスショー」で新製品発表する。