電波プロダクトニュース



070606_01
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
6月6日070606_01 テキサス・インスツルメンツ 半導体集積回路 汎用リニアIC デジタル情報家電用

太陽電池などからの新しいエネルギーの活用を可能にする0.3V-5Vの入力電圧範囲で定格動作する昇圧型DC-DCコンバータ


 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI、山崎俊行社長)は5日、太陽電池やマイクロ燃料電池などからの新しいエネルギーの活用を可能にする低入力電圧の昇圧型DC―DCコンバータ「TPS61200」を発表した。

 新製品は、1.5Aの電流スイッチ回路を内蔵、0.3―5.5Vの入力電圧範囲で定格動作するもので、携帯電話や医用機器などポータブル電子機器、メディアプレヤーの電源としての需要が期待される。

 量産出荷中で、パッケージは3ミリメートル角の10ピンQFNで参考価格は1ドル70セント(1千個受注時)。

 新製品は、UVLO(電圧低下ロックアウト)ピンを出力電圧に直接接続した場合、入力電圧0.3Vまで電力制御動作が可能。また、どのような負荷条件においても0.5V(最大値)という究極の低入力電圧からのスタートアップ機能を保証。

 単一の太陽電池セルで動作できることから、複数の太陽電池の直列接続やそのために必要な保護回路が不要。

 このため、太陽電池を搭載し室内の照明のみで携帯機器を充電することもできる。

 無限大の待ち受け時間を提供する携帯電話の充電器をはじめ、潜在的な機器へのデザイン・インが期待される。


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