ロジック・エレメント換算で21580個から90220個の規模を持つ低コスト・トランシーバ内蔵のArria GX　FPGAファミリー2種

　アルテラはこのほど、最初の量産認定済みＡｒｒｉａ　ＧＸ　ＦＰＧＡファミリー「ＥＰ１ＡＧＸ５０」と「ＥＰ１ＡＧＸ６０」の出荷を開始した。

　 ＥＰ１ＡＧＸ５０ＤＦ７８０Ｃ６Ｎの価格は６２.５ドル（米国における２万５千個購入時の単価）。

　 低コスト・トランシーバ内蔵のＡｒｒｉａ　ＧＸ　ＦＰＧＡファミリーは、最大毎秒２.５ギガビットで動作するＰＣ　Ｅｘｐｒｅｓｓ（ｘ１およびｘ４）、ギガビット・イーサネットおよびＳｅｒｉａｌ　ＲａｐｉｄＩＯに最適化されている。

　 このデバイスは、ロジック・エレメント換算で２１５８０個から９０２２０個の規模を持ち、最大４.５メガビットのエンベデッド・メモリーおよび最大１７６個の乗算器を備える５つのデバイスで構成されている。

　 ＴＳＭＣの１.２Ｖ、９０ナノメートルプロセス技術により製造され、フリップチップ・パッケージを採用している。

　 ＥＰ１ＡＧＸ５０のロジックエレメント数は、約５万個、ＥＰ１ＡＧＸ６０のそれは約６万個となっている。

　 ＥＰ１ＡＧＸ２０、同ＧＸ３５、同ＧＸ９０は、今月から出荷開始の予定。