電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
8月9日070809_03 インターナショナル・レクティファイアー 半導体集積回路 汎用リニアIC 一般産業用

2相(2チャンネル)のPOL(負荷点)DC-DCコンバータ用にパルス幅変調(PWM)回路を2個集積したコントロールIC


 インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン(IRジャパン)は8日、2相(2チャンネル)のDC−DCコンバータ用にパルス幅変調(PWM)回路を2個集積したコントロールIC「IR3622」のサンプル出荷を開始した。通信機器やコンピュータなどで使うPOL(負荷点)コンバータ向けで、サンプル価格は500円。

  新製品は、出力パワーMOSFETを外付けして最大80AのPOLコンバータを構成できる。この場合、2相の出力を1つにまとめる。2相の出力は、位相が互いに180度ずれ、出力のリップル電圧を小さくできる。2つの出力は独立し、2電源必要な用途にも使える。

  過電流瞬断保護機能、ラッチ付き電流制限機能、プリバイアス起動機能、温度上昇時の遮断機能、過電圧保護機能、低電圧保護機能を搭載している。

  また、起動時の出力電圧の立ち上がり特性を制御するために、2つの独立なプログラマブル・ソフト・スタート機能を備える。

  出力電圧のトラッキング、シーケンス、イネーブル、パワー・グッド出力などの機能を組み合わせれば、複数の電源の起動/停止シーケンスを必要に応じて制御できる。

  例えば、起動時に一方の出力電圧をトラッキングして、もう一方の出力電圧の立ち上がりを同じ傾きにしたり、傾きを小さくしたりできる。

  スイッチング周波数は200キロ−600キロヘルツの範囲で対応。パッケージは32ピンのMLPQを採用している。

  IR3622には入力電圧範囲によって2種類ある。IR3622MPbFは入力電圧範囲が7.5−14.5Vで、12V入力のシステムに対応。同AMPbFは4.5−14.5Vで、5Vおよび12V入力のシステムで使える。



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