独自の多点接触構造と防水構造により優れた接触・防水性能を実現した太陽電池モジュール用コネクタ

　ＳＭＫは２６日、太陽光発電システム市場向けに「太陽電池モジュール用コネクタ」を開発、１０月から販売開始すると発表した。サンプル価格は１セット５００円（ケーブル除く）。組み立て作業性が良く、優れた接触・防水性能を実現している。

　 地球温暖化問題、原油高騰対策などにより、クリーンエネルギーとして太陽光発電システムが欧州を中心に注目され、需要が拡大している。同システムでは太陽電池モジュール間をケーブルでつなぎ合わせるが、作業性から中継コネクタが使用される。

　 新製品は、太陽電池モジュール間をケーブルでつなぎ合わせる中継コネクタ。独自の多点接触構造（特許出願中）により優れた接触性能を確保。

　 独自の防水構造「上下カバー式」（特許出願中）により、工具なしでケーブルの防水処理が容易に行え、作業性に優れる。ＩＰ保護等級はＩＰ６７（未嵌合時ＩＰ２�]）に対応。ＴＵＶ規格取得品。

　 ロック機構付きで、ロック部は手で外せない構造。大電流に対応。導電性に優れた銅合金バネ材を使用している。

　 耐候性、難燃性（ＵＬ９４�X−０）に優れた樹脂材を使用。ＲｏＨＳ指令適合品。

　 定格電圧電流６００Ｖ/１０００Ｖ、３０Ａ。使用温度範囲マイナス４０−プラス９０度Ｃ。