電波プロダクトニュース



071022_01
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
10月22日071022_01 テキサス・インスツルメンツ 半導体集積回路 汎用リニアIC デジタル情報家電用

ポータブル・アプリケーション向け1.8-5.5V動作で最大出力2.7Wを提供するブーストコンバータ内蔵でモノリシック構成のClass-Dオーディオ・パワーアンプ


 日本テキサス・インスツルメンツはこのほど、ブースト・コンバータ内蔵でモノリシック構成、フィルターレスのClass―Dオーディオ・パワーアンプ「TPA2013D1」を発表した。現在、出荷中で、価格はWCSPパッケージが1・55ドル、QFNパッケージが1.45ドル(1000個受注時の参考価格)。

 新製品は、ポータブル・アプリケーション向けにバッテリ電圧の低下に対して音割れを防ぎ、出力を一定に保つ機能を提供する。Class―Dアンプとブースト・コンバータを一体化することで、85%と高いトータル電力効率を実現し、低いバッテリ電圧で優れた音質と最大2.7Wの高出力を提供する。

 また、内蔵のブースト・コンバータの電流供給能力が高いため、他のICにブースト電源を供給したり、同社のTPA2032D1などに電源を供給して、ステレオ構成にすることが可能である。さらに1.8―5.5Vと広い電源電圧範囲で動作することから、電源の設計を簡素化でき、リチウム・イオン電池や乾電池2本の電源へ直接接続することもできる。

 このアンプは外付け部品が少なく、全体の基板実装面積を6.5ミリメートル角に収めることができ、従来のものに比べて50%を超える小型化を達成している。


| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |