上下左右180度からも自然な映像が再現できる技術を生かすためディスプレイとカバータッチパネル機能を一体化した対角7.8センチ（3.1インチ）液晶ディスプレイ

　エプソンイメージングデバイス（長野県安曇野市、有賀修二社長）は、上下左右１８０度からも自然な映像が再現できる「Ｐｈｏｔｏ　Ｆｉｎｅ　Ｖｉｓｔａｒｉｃｈ（フォトファイン・ビスタリッチ）」技術を生かすため、ディスプレイとカバー（強化ガラス、アクリル）、タッチパネル機能を一体化した対角７.８センチ（３.１インチ）液晶ディスプレイ＝写真＝を開発した。

　本製品は、空気層を介さずにカバーやタッチパネルを張り合わせる技術を採用。液晶と一体化した光学設計により、高い視認性と最狭１・５ミリの狭額縁でタッチパネルなしの液晶ディスプレイ同等の狭額縁化を実現。さらに、材料の開発による高強度化と高耐久性、構造開発による薄型・コンパクト化も達成した。

　今後、カーナビゲーション、ＤＳＣ、ワンセグ対応の高機能携帯電話などの製品開発を進めていく。

　本製品は、あす２４日からパシフィコ横浜で開催される「ＦＰＤインターナショナル２００７」に出展の予定。