電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
11月6日071106_02 NTN ユニット センサーモジュール 自動車機器用

自動車の走行姿勢検出用センサーをハブベアリングに組み込んで車両の安全制御に貢献する荷重センサー内蔵ハブベアリング


 NTNは、自動車の走行姿勢検出用センサーをハブベアリングに組み込んで車両の安全制御に貢献する「荷重センサ内蔵ハブベアリング」を開発した。2010年に年間5億円の売上げを目指す。

 自動車事故を未然に防ぐアクティブセーフティ技術として、ESC(車両姿勢安全装置)が注目されているが、現行の検出センサーは自動車の車体に取り付けるため、サスペンションの影響を受け、路面とタイヤの間の状態検出に遅れが生じる。現行センサーによる制御では、応答に0.15秒から0.2秒(時速60キロメートルで3.3メートルの移動距離に相当)必要といわれ、事故の未然防止の点から応答性の向上が求められていた。

 同社はこの問題を解決するため、検出センサー(歪素子)をホイールベアリング外輪に取り付け、車両旋回時に外輪に発生する歪をセンサーが検知することで、サスペンションの影響を受けずに、路面とタイヤの間に作用するコーナリング力の検出を可能とした。

 また、同センサーには歪素子の温度補正用に温度センサーが内蔵され、温度の影響を受けないよう検出精度の向上を図っている。同センサーの車速0q/hから高精度のコーナリング力の検出が可能だ。荷重検出レンジはマイナス4kN―10kN。検出精度はプラスマイナス3%SF(フルスケール)、実車での0.6G相当旋回時。

 同製品は、千葉市の幕張メッセで11日まで開催中の「東京モーターショー」に出展している。


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