高出力のDVDレシーバやホーム・シアター向けに最適な次世代高性能2チャンネルのデジタル・オーディオアンプ・パワーステージ125W/100Wの2機種

　日本テキサス・インスツルメンツは、次世代の高性能デジタル・オーディオアンプ・パワーステージ「ＴＡＳ５３５２」と「ＴＡＳ５３４２」を発表した。現在、出荷中で、価格はそれぞれ４.１５ドルと３.９５ドル（１千個受注時の単価）となっている。

　 ＴＡＳ５３５２は１２５Ｗ（４Ω負荷、１０％ＴＨＤプラスＮ）、ＴＡＳ５３４２は１００Ｗ（同）出力で、２チャンネル（ＢＴＬ）を駆動できる。

　 いずれもブートストラップ回路の低電圧保護回路を内蔵し、高い変調度に対応する。また、過電流保護回路検出速度を向上させている。独自の電流リミッタ回路は、不要なシャットダウンを防止するとともに、短絡状態への保護機能を提供する。

　 この機能により、ピーク出力でスピーカを駆動中に可聴雑音を最少にすることが可能になるとともに、音楽演奏時に高レベルの過渡波形によってデバイスがシャットダウンする可能性を低減できる。

　 高出力のＤＶＤレシーバ、一体型のホーム・シアター向けアプリケーションに最適だ。パッケージは、４４ピンＨＴＳＳＯＰで供給される。