低歪み・低雑音・低クロストークといった高音質を実現し3-8デシベル範囲でのゲイン調整アンプを内蔵した9入力3出力ステレオオーディオセレクタ2種

　新日本無線は、高音質を実現する９入力３出力ステレオオーディオセレクタ２種のサンプル出荷を開始した。テレビ、カーオーディオ向けの「ＮＪＷ１１１０」とＡＶアンプ、ピュアオーディオ向けの「同１１１１」。いずれもサンプル価格は２００円で、１２月から量産を開始する。

　新製品２種は、低歪み（ＴＨＤ＝０.０００７％）、低雑音（Ｖｎｏ＝マイナス１１６ｄＢＶ）低クロストーク（１１０デシベル）といった優れたオーディオ特性を持つ。また、３―８デシベル範囲のゲイン調整アンプ（０.５デシベルステップ）を内蔵する。

　テレビ、カーオーディオ向けの「ＮＪＷ１１１０」は７.５―１５Ｖ単電源で、　２ＩＣバスインターフェイスでの制御に対応している。

　一方のＡＶアンプ、ピュアオーディオ向けの「同１１１１」は、プラスマイナス４.５―同７.５Ｖの両電源で３線シリアルコントロール対応となっている。

　パッケージは、２種とも１１×７.６×１.２５ミリサイズの３２ピンＳＳＯＰを採用している。