デスクトップPC・TV・PPCなど向けPCI Express伝送用基板対基板・水平接続用で差動特性インピーダンス100Ωの自動実装可能なコネクタ「WB4シリーズ」

　日本航空電子工業は、ＰＣＩ　Ｅｘｐｒｅｓｓ伝送用基板対基板コネクタ「ＷＢ４シリーズ」を開発した。

　 サンプル価格は７００円（プラグ＆レセプタクル）。販売見込みは、プラグ、レセプタクル各月産９万個となっている。

　 ＰＣＩ　Ｅｘｐｒｅｓｓ（高速伝送）は、パソコンだけでなく、ＴＶをはじめとする民生機器市場やＰＰＣ市場、医療機器市場などでも普及が進んでいる。新製品はこうしたニーズに対応して開発した、ＰＣＩ　Ｅｘｐｒｅｓｓの伝送が可能な基板対基板、水平接続用コネクタ。

　 差動特性インピーダンスは１００Ωにマッチング。機器同士の水平接続が可能なアングルタイプ（他のバリエーションもあり）。端子部は自動実装可能なＳＭＴ構造となっている。

　 適用市場は、デスクトップＰＣ、ＴＶ、ＰＰＣなど。

　 仕様は、ピッチ０.５ミリメートル。極数140芯。定格電流ＡＣ、ＤＣ各０.４Ａ/１端子当たり。接触抵抗１００ｍΩ以下。絶縁抵抗１００ＭΩ以上。耐電圧ＡＣ２００Ｖｒｍｓ１分間。使用温度マイナス４０度−プラス８５度Ｃ。インピーダンスはコネクタ部１００Ωプラスマイナス１５％。インサーションロスはマイナス１デシベル以上（１.２５ギガヘルツ以下）/マイナス５デシベル以上（３.７５ギガヘルツ以下）。