WiMAXなどの変調方式で従来方式では問題のあったアプリケーション向け波高率の高い無線仕様に対応し3ミリ角サイズで１０ピンDFNパッケージの平均２乗RF検出器「LT5570]

　リニアテクノロジーは、平均２乗（ｍｅａｎ―ｓｑｕａｒｅｄ）ＲＦ検出器「ＬＴ５５７０」の販売を開始した。３ミリ角サイズ１０ピンＤＦＮパッケージで、価格は1000個受注時７２５円から。

　新製品は、波高率の高い無線仕様に対応するパワー検出器。平均２乗方式により非常に高い精度を実現し、ＷｉＭＡＸなどの変調方式で、従来方式では問題があったパワー検出に貢献する。

　変調波高率が最大１２デシベルの場合でも、６０デシベルのダイナミックレンジにわたり４０メガヘルツ―２.７ギガヘルツのＡＣ信号のＲＭＳ電力測定を高精度で実行する。

　フルスケール立ち上がり時間は５００ナノ秒と、高速応答も可能。５Ｖ単一電源で動作し、消費電流は２６.５ｍＡとなっている。