二つのフレキシブルインターフェイスを内蔵しSD/CAN/1-Wire/追加のUARTなどのアプリケーションに特化したインターフェースをロードできるARM9ベースのイーサネットネットワーキングモジュール「ConnectCore9P9215」

　米ディジインターナショナル（日本法人＝東京都渋谷区、ジョー・ダンズモア代表）は、ＡＲＭ９ベースのイーサネットネットワーキングモジュール「ＣｏｎｎｅｃｔＣｏｒｅ９Ｐ９２１５」＝写真＝を発売した。価格は1000ロット時５９ドルで、開発用キットは３９９ドルとなっている。

　新製品は、ＡＲＭ９マイクロプロセッサに組み込まれた二つのフレキシブルインターフェイスモジュール（ＦＭＩ）を内蔵。ＳＤ、ＣＡＮ、１―Ｗｉｒｅ、追加のＵＡＲＴなどのアプリケーションに特化したインターフェイスをロードして使うことができる。

　また、ＩＰｖ６、ＳＮＭＰｖ３、ＳＳＬといった高度なネットワーキングプロトコルに対応。ハードを取り換えることなく、長期にわたりプロトコルを容易にアップグレードできる。

　セキュアで、高速なネットワーク通信のためのオンチップのＡＥＳ暗号化にも対応する。内蔵するＡＥＳ暗号化エンジンは、ソフトウエアベースのソリューションに比べ、１０倍のデータスループットを提供する。

　このほか、ディジのプロセッサスピード可変機能に含まれる低消費電力、高度なパワーマネジメント機能を搭載している。