高い処理性能と優れた電力効率を実現するサーバーおよびワークステーション向け低消費電力のプロセッサのクアッドコア　インテルXeonプロセッサ2製品

　インテルは２６日、高い処理性能と優れた電力効率を実現するサーバーおよびワークステーション向けの低消費電力プロセッサのクアッドコア　インテルＸｅｏｎプロセッサ「Ｌ５４２０」と「Ｌ５４１０」２製品の出荷を発表した。価格は、それぞれ３万８２７０円と３万２２３０円（いずれも１千個受注時の単価）。

　 新製品は、４５ナノメートルプロセス技術により製造されており、２.５ギガと２.３３ギガヘルツのクロック周波数を実現するとともに、熱設計電力を５０Ｗに抑えながら、前世代の低電圧版クアッドコア　インテルＸｅｏｎプロセッサと比較して２５％の動作速度の向上と、５０％キャッシュ容量を拡大している。１コア当たりの消費電力はわずか１２.５Ｗとなっている。これにより、データセンターにおける処理性能の向上と消費電力の削減を実現できる。オンダイキャッシュは１２メガバイト、フロントサイド・バス（ＦＳＢ）は１３３３メガヘルツとなっている。

　 また、同社は熱設計電力を４０Ｗに抑え、３ギガヘルツのクロック周波数で動作し、キャッシュサイズが６メガバイト、フロントサイド・バスが１３３３メガヘルツの新しい低電圧のデュアルコア・プロセッサを第２四半期に投入する予定。