車載用コンピュータユニットの薄型化・高密度実装・電線の超細線化に対応し従来品の0.64シリーズに比べ更なる小型化・軽量化を実現したb超小型の自動車用コネクタ「0.50シリーズコネクタ」

　タイコ　エレクトロニクス　アンプはこのほど、超小型の自動車用コネクタ「０.５０シリーズコネクタ」を発表した。薄型・小型・軽量化に大きく貢献するとともに、従来品と同等の接触信頼性を実現している。

　同シリーズは、車載用コンピュータユニットの薄型化・高密度実装・電線の超細線化に対応し、従来品の０.６４（.０２５）シリーズに比べ、さらなる小型・軽量化を実現した。端子も錫メッキで、従来品と同等の高い接触信頼性を確保している。

　電線側プラグコネクタは、小さくても持ちやすく、作業性に配慮したエルゴノミクス形状を採用している。基板側キャップコネクタは、重心をコネクタの中心部に設けており、安定した表面実装を可能にする。

　４０極タイプで５５Ｎ以下の低挿入力を実現、音でもロックを確認できるため、半嵌合の心配が不要だ。ユーザーの現場の声を反映したデザインとなっている。

　表面実装部最狭端子間ピッチ０.７５ミリメートル。ワイヤハーネス側端子間ピッチ１.５ミリメートル。鉛フリーハンダ対応。ハウジングランスを採用している。パワー端子を組み込んだハイブリッドタイプや他の極数についても、展開を計画中。