電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
7月15日080715_04 サムスン ユニット 記憶ユニット パソコン・OA機器・LAN用

 MLCNAND型フラッシュメモリーをベースとした容量128ギガバイトの1.8インチ/2.5インチ型SSD


 韓国サムスン電子は、MLC(多値セル)NAND型フラッシュメモリーをベースとした容量128ギガバイトのSSD(ソリッドステートドライブ)の1.8インチ製品と2.5インチ製品の量産を開始したと発表した。これにより、多くのビジネスユーザー、PC愛好家からの大容量メモリー要件に対応していくと、半導体部門メモリー・マーケティング担当のジム・エリオット副社長は語った。

 SSDは、HDD(ハードディスクドライブ)に比べ信頼性が高く、起動時間やアプリケーション立ち上げに要する時間も大幅に短縮する。サムスンのSSDは待機モードで0.2W、アクティブモードで0.5Wと、低消費電力も大きな特徴だ。

 読み取り速度毎秒90メガバイト、書き込み速度は同70メガバイトと、現在量産しているSLC(シングルレベルセル)ベースのSSDとほぼ同じ。寿命は、一般的に4―5年といわれるノートPC用HDDの約20倍だ。

 毎秒3.0ギガビット・インターフェイスを装備した128ギガバイトSSDは、16ギガビットのMLC NAND型フラッシュメモリー64個と、最適化されたシングルチップのコントローラ技術、先進のフラッシュ管理ファームウェア技術を統合する。サイズは100×69.8×9.5ミリ。

 サムスンは07年下半期に64ギガバイトのSSDを発表して以来、次々と新製品を発表、量産化している。128ギガバイト製品と同時に、今月からはMLCベースの64ギガバイトSSDも量産を開始した。SSDの売上げは、現在から10年まで800%という驚異的な伸びを示し、今後数年間、NAND型フラッシュメモリー市場最大の成長分野としての地位を維持すると、サムスンは予想している。


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