電波プロダクトニュース



080724_04
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
7月24日080724_04 OKI ユニット その他 デジタル情報家電

無線システムへの組込みに最適2.4ギガヘルツ無線通信モジュール「MK72220-01」


 OKI(沖電気工業)は、無線システムへの組み込みに最適な2.4ギガヘルツ無線通信モジュール「MK72220−01」を開発、23日からサンプル出荷を開始した。量産出荷は12月の予定。

  新製品は、無線LSI単体を機器に組み込む場合に比べて、初期開発コストを低減し、開発期間を3−6カ月短縮することが可能となる。
  同モジュールには、同社が開発した通信プロファイルを搭載しており、独自のコマンドインターフェイスで無線通信を簡単に実現できることから、無線ネットワークを容易に構築でき、短期間で製品を市場に投入することができる。

  また、日本国内の電波法認証を取得済みのため、申請が不要で、開発期間の短縮や認証取得費用が削減できる。今後、海外向けの認証についてもサポートを行う予定。さらに、広いエリアや障害物があるエリアで電波が届かない、電波が弱くつながりにくいといった問題に対応するため、このモジュールには中継機能が搭載されており、これにより無線通信エリアを拡張することができる。

  この機能は、ソフトウエアのアップデートにより9月から対応を予定している。通信距離は見通し70メートル。サイズは21.5×32.8×2.1ミリメートル。

  評価キット「MK72220−01 EVK」を用意しており、9月の発売を予定している。


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