デジタル映像機器向け3.5型で1テラバイトと320ギガバイトの容量を持つHDD　2機種

日立グローバルストレージテクノロジーズは３０日、ＨＤＤレコーダやセットトップボックスなどのデジタル映像機器に最適な３.５型ＨＤＤを発表した。最大１テラバイトまでの容量レンジを持つ「ＣｉｎｅｍａＳｔａｒ７Ｋ１０００．Ｂ」と、最大容量３２０ギガバイトを実現した「５Ｋ３２０」の２製品。

　 「７Ｋ１０００．Ｂ」は今月９日発表のＨＤＤをベースにしており、毎分７２００回転で１６０ギガバイトから１テラバイトまでの幅広い記憶容量の製品を提供。消費電力制御技術を適用し、デジタル情報家電機器システムの製品寿命に関連する冷却や省電力設計をサポート。

　 一方、「５Ｋ３２０」はデジタル映像機器の静音化や省エネをサポートするＣｏｏｌＳｐｉｎ技術を採用。ＨＤＤの性能、消費電力、騒音を最もバランスが取れるようにモーターの回転数を最適化する。

　 アイドルモード時の消費電力を３.１Ｗにし、電力コストの低減を図る。

　 出荷は「７Ｋ１０００．Ｂ」がワールドワイドのユーザーに向け８月に予定、「５Ｋ３２０」は９月を見込んでいる。