業界最大容量の32ギガバイトの組込み式NAND型フラッシュメモリーなど7製品

　東芝は７日、携帯電話やビデオカメラなどの携帯機器向けに、業界最大となる大容量３２ギガバイトの組込み式ＮＡＮＤ型フラッシュメモリーなど７種類の製品を９月から順次発売すると発表した。

　今回発売する３２ギガバイトの製品は、標準の小型パッケージに先端技術４３ナノメートルプロセスによる３２ギガビットＮＡＮＤ型フラッシュメモリーチップ８枚とコントローラチップを収めた制御機能付きメモリーで、同種製品で業界最大容量を実現している。

　これらの製品は、高速メモリーカード規格のＪＥＤＥＣ／ＭＭＣＡ　Ｖｅｒ４.３やＳＤＡ　Ｖｅｒ２.０などに準拠しており、機器への組み込みを容易にし、ユーザー側の新規開発負担を軽減する。

　ラインアップは、容量のニーズに応じて１ギガバイトから３２ギガバイトの７種類を用意している。

　最大容量の３２ギガバイト品では、ＨＤ画質で４時間、ＳＤ画質で７.３時間、ワンセグでは１７０時間の映像データの記録ができる。