車載向け接合部温度150度Cで動作する降圧スイッチング・レギュレータのHグレード「LT3481H」

　リニアテクノロジーは、１５０度Ｃの最大接合部温度で動作する３４Ｖ、２Ａ、２.８メガヘルツスイッチングの降圧スイッチング・レギュレータＬＴ３４８１のＨグレード・バージョン「ＬＴ３４８１Ｈ」の販売を開始した。価格は４５８円から（1000個受注時の参考単価）。

　新製品は、消費電流を５０マイクロＡ以下に抑えた３.６Ｖから３４Ｖ（最大３６Ｖ）の入力電圧範囲で動作し、車載アプリケーションで見られる負荷遮断状態やコールドクランク状態に最適だ。３.２Ａの内部スイッチは、１.２５Ｖの低電圧で最大２Ａの連続出力電流を供給する。

　また、１２Ｖから３.３Ｖへ変換時の消費電流が５０マイクロＡで、非常に長いバッテリ寿命を必要とする車載セキュリティ・システムなどの常時オンアプリケーションに最適となっている。

　パッケージは、熱特性が改善された小型１０ピンＭＳＯＰおよび３×３ミリメートルのＤＦＮで供給される。