次世代ＧＰＳシステム向けデュアル・アンテナ入力機能を備えたＧＰＳラジオ受信機ＩＣ「SE4150L」

　サイジ・セミコンダクターは、次世代ＧＰＳシステムに対応したデュアル・アンテナ入力機能を備えたＧＰＳラジオ受信機ＩＣ「ＳＥ４１５０Ｌ」をリリースした。

　 単価は１万個単位の発注で１.５０ドルとなっている。

　 同ＩＣにはアンテナ・センシング機能、スイッチング機能、高性能低雑音アンプが内蔵されている。また、ＧＰＳソリューションの感度と耐干渉性を向上させるマルチビット出力構成としている。

　 これらの特徴により、業界トップの１.０デシベルのシステム雑音、０ｄＢｍ以上の入力３次インターセプト性能を有する。

　 アンテナ・センシング機能を内蔵していることにより、従来必要であった外部アンテナの接続を検知する外付け回路が不要となった。

　 同ＩＣは電源電圧２.７―３.６Ｖで動作し、待機電流１０マイクロＡ。デジタル入出力は１.６―３.６Ｖの間で動作できる。

　 同ＩＣは、４×４ミリメートルＱＦＮパッケージに実装。サンプル出荷は開始されている。