電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
10月8日081008_03 エルピーダメモリ 半導体集積回路 メモリー パソコン・OA機器・LAN用

65ナノプロセスのシュリンク版1ギガビットDDR2 SDRAM


 エルピーダメモリ(坂本幸雄社長)は、従来の65ナノメートルプロセス品に比べ300ミリメートルウエハ1枚当たりのチップ取得数を20%向上した1ギガビットDDR2 SDRAMシュリンク版(チップ縮小版)の開発を完了した。

 70ナノメートル品との比較では、取得数を60%向上した。年内に広島工場と台湾の合弁会社レックスチップおよび生産パートナーの台湾PSCで量産を開始する予定。

 シュリンク版の新製品は、第1世代の65ナノメートルプロセス品に新しいアーキテクチャを導入し、チップサイズの縮小を実現した。第1世代65ナノメートル品に対しても、約20%のコストダウンを可能にする。

 同社は50ナノメートルプロセス開発も最終段階に来ており、11月中に完了する見込みだ。量産開始は09年1―3月期を予定しているが、ベストケースでは今年12月末の量産開始もあり得るという。

 チップサイズが40平方ミリメートル以下となる50ナノメートルプロセス品は、今回のシュリンク版に比較して、生産性が約50%向上すると見込む。

 同シュリンク版の開発成功により、DRAM不況が長期化、または比較的早く回復する場合でも、それぞれのケースに対応した設備投資や生産ライン構築に柔軟に対応できるようになった。


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