ODD向けスリムラインSATA規格準拠のIF用コネクタ「5650シリーズ」

　京セラエルコは、ＯＤＤ（オプティカル・ディスク・ドライブ）向けスリムラインＳＡＴＡ（シリアルＡＴＡ）規格に準拠したインターフェイス用コネクタ「５６５０シリーズ」の生産・サンプル出荷を開始した。

　５６５０シリーズは、ノートＰＣ向け２.５インチまたは１.８インチのＯＤＤに実装されるスリムラインＳＡＴＡ規格（シリアルＡＴＡレビジョン２.６）に準拠した、１３極のプラグコネクタ。

　固定金具のバリエーションはネジ止め・ハンダ付けタイプの２種、また補強用センター金具付きのバリエーションを用意した。

　プラグ接点を保護する構造を採用し、優れた耐久性を実現している。梱包形態は、自動実装に対応したエンボス梱包。

　極数は１３極（７極プラス６極）。製品高さ５.４ミリメートル。定格電流ＤＣ１.５Ａ／コンタクト。定格電圧１.２７ミリピッチ・ＡＣ２５０Ｖ・ＭＡＸ／コンタクト、１.０ミリピッチ・ＡＣ１００Ｖ・ＭＡＸ／コンタクト。耐電圧ＡＣ５００Ｖｒｍｓ／ｍｉｎ。コンタクト材質は銅合金、インシュレータ材質は耐熱樹脂。

　月産１００万個で量産を開始する予定。

　▽スリムラインＳＡＴＡ＝業界団体であるシリアルＡＴＡワーキンググループによって策定された、ＰＣと記憶装置を接続するＩＤＥ（ＡＴＡ）規格の拡張仕様の一つ。