業務用無線機用7.2V動作高出力MOSFET、ドレイン効率67％、帯域450-27メガヘルツ

　三菱電機は、業界トップクラスのドレイン効率６７％を実現、業界で初めて４５０―５２７メガヘルツの帯域で動作保証する業務無線機用７・２Ｖ動作高出力ＭＯＳＦＥＴ「ＲＤ０７ＭＵＳ２Ｂ」のサンプル出荷を、きょう８日から開始する。サンプル価格は３５０円となっている。

　従来品のドレイン効率は５０％。年間３００万個を予定している。

　同製品は、多チャンネル化とバッテリの長時間使用に貢献する。

　サージ保護ダイオードを内蔵し、ゲートソース間サージ耐量で５ｋＶ以上、ドレインソース間サージ耐量で８ｋＶ以上を実現した。これにより、静電気対策が簡単になる。欧州ＲｏＨＳ指令に準拠。

　▽ドレイン効率＝増幅器に供給された電力が、高周波出力に変換される時の効率のこと。