電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
3月23日090323_03 三菱電機 ユニット 電源・アンテナ・高周波部品 一般産業用

産業機器向けインバータ駆動用「IGBTモジュールNXシリーズ」2種類


 三菱電機は、一般産業機器のインバータ駆動に用いられるパワー半導体モジュール「IGBTモジュールNXシリーズ」の定格電流を1000Aまで拡大させた“Lパッケージ”2種類を4月1日から発売する。

 電力スイッチング半導体のIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)のNXシリーズは、07年の発売以来、全19種類のパッケージ取り付け面寸法を122×62ミリメートルに統一し、端子の種類や位置も選択できることから、一般産業機器に数多く採用されている。

 用途の拡大に伴い大電力化が進み、最近は、定格電流が600A超のコンパクトなIGBTモジュールのニーズが高くなってきた。

 新製品は、定格電流が600Aまたは1000Aの大容量IGBTを2素子内蔵したコンパクトなパッケージ(Lパッケージ)で、取り付け寸法は122×122ミリメートルに統一、厚さも17ミリメートルと薄型としている。

 ピン端子とネジ端子(電極)の配置や組み合わせをカスタマイズすることで、ネジ、ハンダ付けなどの接続端子位置を柔軟に選択できる。

 また、独自開発の飽和電圧の小さなCSTBT(キャリア蓄積効果を利用した同社独自のIGBT)の搭載により、インバータの電力損失をNFシリーズに比べ約10%低減している。

 サンプル価格はCM600DXL―24Aが3万円、CM1000DXL―24Aが4万円となっている。


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