プラスチックのランプハウジング材料「MASTER LED MR16」

　フィリップスは、オランダの機能性材料メーカーＤＳＭエンジニアリングプラスチックスとの共同開発により、環境に配慮した新しい放熱処理技術を開発した。ＤＳＭの成形樹脂材料「スタニール」の新製品・高熱伝導性材料により、フィリップスの「ＭＡＳＴＥＲ　ＬＥＤ　ＭＲ１６」（交換ランプ）のハウジング材料を、従来のアルミからプラスチックへの代替に成功したもの。

　ＭＡＳＴＥＲ　ＬＥＤ　ＭＲ１６は、既存の低電圧ハロゲンスポットライトへの交換用の４Ｗ　ＬＥＤランプ。２０ＷハロゲンＭＲ１６ランプと同等出力を低消費電力で達成している。

　ＭＡＳＴＥＲ　ＬＥＤ　ＭＲ１６は、３個のフィリップスＬｕｍｉｌｅｄｓ　Ｌｕｘｅｏｎ　Ｒｅｂｅｌ　ＬＥＤを使用し、２７００Ｋ（トゥルーウォームホワイト）と３０００Ｋ（ウォームホワイト）の両方の色再現が可能。

　ターゲット市場は、欧州、アジア、北米の業務用途。