電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
9月28日090928_03 京セラキンセキ 受動部品 フィルタ 通信インフラ用

波長の温度特性を任意に選択可能な水晶エタロンフィルター


 京セラキンセキは、業界で初めて波長の温度特性を任意に選択できる水晶エタロンフィルターを開発した。

 波長の温度特性を5.4―15.7pm/度Cの間で要望に応じて任意の値を選択できる。光通信の大容量伝送を実現する波長分割多重方式(WDM)に使用される波長可変レーザーモジュール向け。波長可変レーザーモジュールの設計自由度を高め、高精度化と高い波長安定性、信頼性を確保した。

 京セラキンセキ北海道で生産し、京セラで販売する。温度特性5.4pm/度Cと15.7pm/度Cの2品種を取り揃え、10月1日からサンプル出荷を開始する。

 エタロンフィルターは、光通信の大容量伝送システムに必要不可欠な電気信号を光信号に変換し、発振する期間部品の波長可変レーザーモジュールにおいて光波長が安定して発振されているかをモニターする。

 今回の水晶エタロンフィルターは、波長の温度特性を5.4―15.7pm/度Cまでの任意の数値に設計できる。外形寸法1ミリ角以下、適応波長1520―1620nm、FSR50/100ギガヘルツ。


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