高温に強い低背の非絶縁型DC-DCコンバータモジュール

　ＦＤＫは、ＶＲＭ仕様に準拠した非絶縁型ＤＣ―ＤＣコンバータモジュール「ＶＲシリーズ」の第１弾となる「ＦＰＶＲ１２ＣＲ５０１３０ＰＡ」を開発し、サンプル提供を開始した。

　 新製品は、最新のＶＲＭ１１.１仕様に準拠して設計した１２Ｖ入力（定格）の高性能ＤＣ―ＤＣコンバータモジュール。各種保護機能やシステム間とのインターフェイスにも対応。サーバーなどの１Ｕのモジュールサイズに対応した低背型（高さ２９.９ミリメートル）製品で、マザーボード上のカードエッジコネクタに着脱可能。

　 高温環境下においても高性能・高効率（最大８７％）を維持する特徴を有することから、高信頼性が要求されるコンピュータ・サーバーおよびストレージ製品のプロセッサ、メモリーなどをはじめとする幅広いアプリケーションに適する。

　 ８ビット―ＶＩＤにより出力電圧を０.５―１.６Ｖの間で任意に設定でき、過電流保護、過電圧保護、リモートＯＮ/ＯＦＦ機能および各種の信号出力などの多様な機能を備えている。また、厳密な品質管理に加え、製品ごとのフルトレーサビリティができるようにシリアル番号付き。環境面については、ＲｏＨＳ指令に対応済み。