建材一体型太陽電池モジュール（BIPV）向けJunction Box

　タイコエレクトロニクスジャパン（川崎市、江部秀社長）はこのほど、ＢＩＰＶ（建材一体型太陽電池モジュール）市場にも柔軟に対応できる「Ｓｔｒａｄｄｌｅ　Ｅｄｇｅ　Ｊｕｎｃｔｉｏｎ　Ｂｏｘ」を販売開始した。薄型ＢＩＰＶに最適なコンパクト形状と優れた接続作業性を有している。

　 新製品は、接続信頼性に優れた機械的接続方式を採用。ＢＩＰＶとの接続にはオメガクリップでフォイルを挟み込む機械的接続を採用し、はんだ付けやポッティング工程など作業者に熟練度を求める作業工程をカットした。

　 作業効率の大幅な改善によって、急増するＢＩＰＶニーズにも柔軟に対応できる。

　 ジャンクションボックスとケーブルの接続に小型コネクタを採用。

　 現場作業員の負担軽減とともに、施工時間の短縮にも貢献できる。

　 １０×１０ミリメートルのコンパクトサイズのため、幅広いＢＩＰＶに対応可能。業界最小サイズでありながらＴUＶの認定も取得している。

　 製品仕様は、定格電圧はＴUＶ：１千ＶＡＣ、ＵＬ：６００ＶＡＣ、定格電流１１Ａ、保護等級ＩＰ６７、適用電線２.５平方ミリメートル。

　 ▽ＢＩＰＶ（ビルディング・インテグレーテッド・フォトボルテック・モジュール）＝建材一体型太陽電池モジュール。