電波プロダクトニュース



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2月26日100226_06 サムスン電子 半導体集積回路 メモリー パソコン・OA機器・LAN用

40ナノプロセスによるグリーン4ギガビットDDR3量産開始


 韓国のサムスン電子は24日、40ナノメートル級のプロセス技術を使用した業界初の低消費電力(グリーン)4ギガビットDDR3の量産を開始したと発表した。同チップは16ギガバイトのモジュール構成で、前世代2ギガビットDDR3ベースのモジュールに比べ、35%消費電力を削減可能という。

 サムスンは、昨年7月に同社初の40ナノメートル級プロセスによるDDR3として2ギガビット製品をリリース。それからわずか7カ月で、2倍容量の超低消費電力4ギガバイトDDR3の量産に着手した。同社はこれをベースに最大32ギガバイト容量のモジュールを供給する。

  また今回の4ギガビットDDR3の量産を機に同社はDDR DRAM生産の90%以上に40ナノメートル級のプロセス技術を使用する計画だ。

  今日のサーバーは、CPU1個につき平均6個のRDIMMソケットを実装しており、最大96ギガバイトのDRAMを使用できる。消費電力はコンポーネントの性格により変化し、60ナノメートルクラスの1ギガビットDDR2を使用したモジュールの消費電力は210W。これに対し40ナノメートルクラスの2ギガビットDDR3を使用したモジュールは55Wで、約75%の低消費電力を実現する。

  今回量産を開始した40ナノメートル級クラスの4ギガビットDDR3を使用したモジュールの消費電力はわずか36Wで、60ナノメートル級1ギガビットDDR2ベースのモジュールに比べると約83%、電力消費を低減。これにより、サーバー1台当たり10%の省エネを実現できる。

  サムスンは新4ギガビットDDRを使用しサーバーやワークステーション、ハイエンドPC向けに、16ギガバイトおよび32ギガバイトのRDIMMs、8ギガバイトのSoDIMMを提供する。





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