電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
3月26日100326_02 村田製作所 受動部品 コンデンサ 通信インフラ用

500V定格の高周波用低損失積層セラミックコンデンサ


 村田製作所は、卑金属電極を用いた高周波用低損失積層セラミックコンデンサで、世界初の500V定格品を開発し、3月から量産を開始する。

  移動体通信基地局や高速ブロードバンド用基地局に使用されるRFパワーアンプ用低損失タイプで、「GQM22シリーズ」100V、250V定格に続いて商品化した。定格電圧DC500V、静電容量0.5―100ピコF、温度特性C0G、耐電圧DC1250V、自己共振周波数4ギガヘルツ以上(1ピコF)。

  VHF、UHF、ギガヘルツ帯の周波数領域に適している。これら高周波帯で30ピコF未満(Q≧800プラス20C)、30ピコF以上(Q≧1400測定周波数1メガヘルツ)の高Q値、低ESRを実現した。汎用の中高圧品と比べ1メガヘルツでのQ値を40%向上した。

  外形寸法は2.8×2.8×1.15ミリ。B偏差(プラスマイナス0.1ピコF)、C偏差(プラスマイナス0.25ピコF)を中心とした狭偏差品に対応が可能。

  移動体通信、WiMAX、LTE基地局のパワーアンプなどに使用される整合回路、カップリング回路、その他の関連するRF高周波モジュールに適し、機器の高周波特性を改善できる。


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