産業機器向け体積半分のノイズフィルター3タイプ

　コーセルは、ノイズフィルター「ＥＡＣ/ＥＡＭ/ＥＡＰシリーズ」の３タイプを開発し、今月中旬から販売を開始する。産業機器分野での市場開拓を展開し、３年後に年間３億円の売上げを見込む。

　 新製品は、独自のケースデザインであるポットケース（特許・意匠登録申請中）を採用することなどで、従来品に比べ体積５０％低減を実現した。

　 また、独自のプッシュダウン方式端子台によって、ねじを緩めることなく丸型圧着端子の接続が可能で、端子台カバーにスライドカバーを採用することにより、カバー紛失防止が可能と、配線の省力化・効率化を推進した。

　 さらにユーザーのシステムに合わせて、漏えい電流と最適なＥＭＣ対策を可能にするため、注文時に最適な漏えい電流が選択できる。

　 全世界に対応する安全規格およびＲｏＨＳ指令に対応している。品ぞろえは、小型汎用タイプの「ＥＡＣシリーズ」、小型低漏えい電流タイプの「ＥＡＭシリーズ」、小型外部パルス電圧減衰タイプの「ＥＡＰシリーズ」を用意している。

　 入力は単相交流の２５０Ｖ。定格電流は３、６、１０、１６、２０、３０Ａ。サイズは３９×３０×８５ミリメートル。

　 価格は１６００―２５００円。