電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
5月4日100504_03 インターシル ユニット 電源・アンテナ・高周波部品 一般産業用

ESDの保護規格で定格16.5kVのクワッドレシーバ2品種


 米インターシル(日本法人=野崎真人社長)は16.5kVという業界最高レベルのESD保護規格を備え、幅広い電源電圧と温度に対応するクワッド(4回路構成)のレシーバ「RS―485」と「RS―422」を開発した。

  クワッド構成レシーバによる新製品は「ISL3217xEシリーズ」(3品種)と「ISL3227xEシリーズ」(3品種)は、3Vから5.5Vまでの動作電圧範囲と最高プラス125度Cまでの拡張温度範囲に対応する。このほど量産を開始した。

  ISL3217xEシリーズは最高80Mbpsという高速データレートに対応したレシーバで、伝搬遅延スキューの最大値が8nsと小さく、部品同士のマッチングに優れている。ISL3227xEシリーズは最高20Mbpsのデータレートに対応したローパワー・レシーバ。入力電流がプラスマイナス200μAと小さく、RS―485バスから見て4分の1個分の単位負荷にしか相当せず、一つのバス上に最大で128個のレシーバを接続できる。

  16.5kVという業界最高レベルとなるESD保護定格を特徴とし、レシーバ入力端でのHBM(人体モデル)スタンダードおよびIEC61000―4―2スタンダードに準拠する。

  主な対象アプリケーションとしてはモーター制御、エンコーダ、FA、さらにプロセス制御ネットワーク市場。


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