電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
8月18日100818_03 リニアテクノロジー ユニット 電源・アンテナ・高周波部品 通信インフラ用

12ビットシリアルADC内蔵6ギガHzRMS RF検出器「LTC5587」


 リニアテクノロジーは、高サンプリングレートの12ビットシリアルADコンバータを内蔵し、業界初の40デシベルダイナミックレンジを達成した6ギガヘルツRMS RF検出器「LTC5587」を発売した。1千個購入時の価格は517円から。

  デジタル出力のRMS RF検出器であるLTC5587は、使用されている変調に関係なく、波高率の高い信号をプラスマイナス1デシベルの精度で測定し、10メガ―6ギガヘルツ の広い周波数範囲で動作する。

  内蔵の12ビットADCが最大毎秒500キロサンプルの速度で検出器の測定値を捕捉しデジタル化。シリアルSPIポートを介してデータをビットストリームとして供給する。シングルエンド入力動作で、外付けのバラン・トランスは不要となっている。

  マイナス40―プラス85度Cの温度範囲にわたり、プラスマイナス1デシベルの精度で、40デシベルのダイナミックレンジを維持する。動作電源電圧は3.3V。サンプリングモードの動作電流の合計は3mAで、消費電力は10mWとなる。シャットダウン時の消費電流は10μA以下。

  LTEやW―CDMA、TD―SCDMA、GSM、WiMAXなどあらゆる標準規格に対応する携帯電話基地局、超小型基地局などの用途に向く。また、MIMO無線、遠隔電力測定、携帯型テスト機器など、特にADコンバータの準備がないFPGAベースシステムにも適している。

  パッケージは3ミリ角サイズの小型12ピンDFNパッケージを採用している。


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