電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
9月1日100901_02 キヤノン 半導体素子 イメージセンサー 一般産業用

チップサイズ202x205ミリと世界最大のCMOSセンサー


 キヤノンは、チップサイズが202×205ミリと世界最大のCMOSセンサーの開発に成功した。

  新開発の超大型CMOSセンサーは、直径12インチ(約300ミリ)ウエハーから製造できる最大級のセンサー。同社が製品化している最大のCMOSセンサーと比較すると、約40倍の大きさになる。

  従来、センサーを大型化すると、データ信号を受信してから送信するまでの時間が長くかかってしまい、出力高速化が難しいという問題があった。回路設計を工夫してこの問題を解決し、動画対応の巨大なCMOSセンサーを開発できた。また製造プロセスを徹底的にクリーン化し、画像の欠けや、ごみなどを抑えたセンサーを実現した。

  集められる光量を増やすことができるため、35ミリフルサイズCMOSセンサーが必要とする光量の約100分の1でも撮影可能。0.3ルクスの照度で約60コマ/秒の動画を撮影できる。

  用途は、星空や夜間の動物の動画撮影、夜間の監視カメラへの応用などが考えられる。


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