デジタル映像信号高速伝送規格DiiVAに準拠したコネクタ

　ホシデンは、中国ＴＶメーカーが中心となってまとめたデジタル映像信号の高速伝送規格ＤｉｉＶＡ（デジタル　インタラクティブ インターフェイス　フォー　ビデオ＆オーディオ）準拠のコネクタを開発した。

　 ＤｉｉＶＡ規格Ｖｅｒ.１.１対応のＴＶセット、ＢＤレコーダ・プレヤーなどのデジタル家電製品向けに供給する。１２月からサンプル出荷を始め、１１年内に販売を開始する予定。

　 レセプタクル月産５０万個、ケーブルアセンブリ同１０万本でスタートする。サンプル価格レセプタクル１００円/個、ケーブルアセンブリ（２メートル）３０００円/本。

　 今後、薄型ＴＶの背面用に適した縦型タイプやモバイル用のミニタイプレセプタクルの開発も計画している。

　 レセプタクルはＨＤＭＩコネクタで実績のある独自の側壁二重構造を採用し、こじり強度を高めた。ライトアングルＳＭＴタイプ。コンタクトおよびボディーの形状を工夫し、インピーダンスマッチングを行った。ＥＭＩ対策用フランジ付きとフランジなしを取りそろえた。

　 ケーブルアセンブリはＳＴＰケーブルとＦＴＰケーブルの２種類をそろえた。プラグ部はレセプタクルとのかん合保持用ラッチ付き。オーバーモールドの変更でラッチなしタイプの対応も可能。