独自のスナップ機構で4.5ミリのロングストロークの小型電源スイッチ

　オムロン　スイッチアンドデバイス（岡山市、谷口宜弘社長）は、４.５ミリメートルロングストロークで操作感触に優れた小型電源スイッチを１２月１５日から発売する。オープン価格。１１年度２００万個の販売を見込んでいる。

　 スイッチの操作速度や操作力とは無関係で、一定のストローク位置において可動接点が固定側接点に高速で移動する独自のスナップアクション機構を採用。４.５ミリメートルロングストロークと良好な操作感触を実現した。小型化しながらオフ時の接点間隔３ミリメートルを確保し、海外安全規格認証を取得した。操作部はプランジャだけ。機器、設備など、用途に合った操作部を自由に設計できる。

　 ▽定格ＡＣ１２５/２５０Ｖ・８Ａ▽接触抵抗５０ｍΩ以下（初期値、ＤＣ６Ｖ１Ａ通電）▽電気的耐久性１万回以上▽機械的耐久性１万回以上▽接触形式１極単投形・２極単投形▽動作機能モーメンタリ（自己復帰型）、オルタネート（自己保持型）▽使用周囲温度マイナス１０―プラス５５度Ｃ６０％ＲＨ以下▽安全規格ＵＬ、ＴＵＶ、外形寸法１９×１３×３２ミリメートル。