電波プロダクトニュース



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1月7日 110107_02 インテル 半導体集積回路 マイコン・DSP パソコン・OA機器・LAN用

パソコン用CPU「第2世代インテルCoreプロセッサ」ファミリー


 インテルは6日、新しいマイクロアーキテクチャ(開発コード名=サンディブリッジ)を採用したパソコン用CPU「第2世代インテルCore(コア)プロセッサーファミリー」を発表した。新たにグラフィックス処理機能を内蔵するなどして、ビジュアル性能が大幅に向上している。発売は9日から順次開始する。

  新CPUファミリーは、32ナノプロセス技術を用いて製造。多数のビジュアル関連機能を「プロセッサ・グラフィックス」としてチップ内に統合している。

  プロセッサ・グラフィックス機能は、HDビデオ、画像、ゲーム、マルチタスクなどの処理で効果を発揮する。新機能の「インテルInsider」は、従来のPC環境向けに提供されなかった、より本格的な高解像度の動画コンテンツへのオンラインからのアクセスを可能にするもの。フルHDのコンテンツをオンライン提供することも可能になり、3月末までにインテルInsiderを利用したコンテンツの商用配信も開始される見込み。

  同じく新機能の「インテル クイック・シンク・ビデオ」は、ビデオ編集やファイル変換などをハードベースで高速化する機能。4分間のHD動画をiPod向けファイルに変換する時間は、従来4分必要だったが、新機能により16秒で処理できるとする。

  そのほか、3D映像対応機能や、ターボブーストテクノロジー2・0などを搭載する。

  今回発表した新製品は、ノートPC向け11種(4コア版3種/2コア版8種)と、デスクトップ向け14種(4コア版10種/2コア版4種)の合計25種。同社では新CPUファミリーを搭載したPCとして、500種以上が全世界のPCメーカーから発売されるとしている。


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