電波プロダクトニュース



120110_01
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
1月10日 120110_01 東芝 半導体集積回路 メモリー 一般産業用

エラー訂正回路搭載NAND型フラッシュメモリー8製品


 東芝は、民生機器や産業機器などの組込み用途向けにエラー訂正回路(ECC)搭載の2値(SLC)技術を用いたNAND型フラッシュメモリー「BENAND」の新製品のサンプル出荷を開始した。4ギガビットと8ギガビットの2種の容量、8製品があり、3月以降に量産する。

 新製品は、SLC NANDで最先端の32ナノプロセスNANDメモリーと、同プロセスのメモリーで必要となる512ビット当たり4ビットの訂正能力を持ったECCを内蔵する。

 汎用的なインターフェイスを採用、パッケージやピン配置も一般のSLC NANとの互換性を確保し、従来品からの置き換えが行える。

 小容量のSLC NANDは、シンプルなインターフェースと信頼性の高さから民生機器、組込み用途のプログラム記録用メモリーとして普及している。従来のメモリーのECCは、機器側に搭載され、主に512ビット当たり1ビットの訂正が可能な回路が搭載されてきた。だが、32ナノといった微細プロセス化に伴い、より強力なECCが必要となっていた。

 東芝では12年夏以降に、24ナノプロセスNANDメモリーを用いたBENANDの新製品投入も計画している。


| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |